画像引用元:シマノ公式ページ
カルカッタ コンクエスト BFS 17の基本情報と特徴
カルカッタ コンクエスト BFS 17を検討している方に向けて、性能や特徴、使い勝手を詳しく解説する記事です。初心者から上級者まで幅広く支持される理由や、実際の使用感、メンテナンス方法なども紹介します。カルカッタ コンクエスト BFS 17の特徴や口コミ、カスタム方法、コスパの良さなどを知りたい人に役立つ内容をまとめました。釣りの効率を上げたい方や、最新のベイトリール選びで迷っている人はぜひ参考にしてください。
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カルカッタ コンクエスト BFS 17のスペックは?
カルカッタ コンクエスト BFS 17は、シマノが提供する高性能なベイトリールで、特にベイトフィネス用途に適した設計が特徴です。そのスペックについて詳しく解説します。
まず、ギア比は6.8:1で、これは一般的なフィネス釣りでの操作性を重視したものです。このギア比により、適度なスピードでルアーを巻くことが可能で、軽量ルアーや精密な操作が求められるシーンでの使用に最適です。加えて、最大ドラグ力は約3.5kg。これはライトタックルでも安心して使用できる数値で、細いラインを使用する際のトラブルを最小限に抑えることができます。
重量については、カルカッタ コンクエスト BFS 17は約215gと比較的軽量で、長時間の釣りでも手首や腕への負担が少ない設計になっています。また、スプールの直径は32mmで、これが高精度なキャスティングを可能にします。このサイズは、細いラインを巻いた状態でのトラブル軽減にも寄与しています。
さらに、カルカッタ コンクエスト BFS 17には、シマノ独自の技術である「マイクロモジュールギア」が採用されています。この技術により、巻き心地が滑らかで静かになります。金属ボディの採用により、耐久性と剛性が高く、塩水にも対応している点も特筆すべき特徴です。
このように、カルカッタ コンクエスト BFS 17は、軽量ルアーの使用や精密な釣り操作に求められるスペックを兼ね備えたリールとして、多くのアングラーに支持されています。
糸巻き量 PEラインはどれくらい?
カルカッタ コンクエスト BFS 17の糸巻き量については、PEライン使用時に特に注目が集まります。具体的には、PEラインの1号(約0.165mm径)の場合、約100mまで巻くことが可能です。これにより、ライトゲームから中型のターゲットまで幅広い釣りスタイルに対応できます。
PEラインは、ナイロンやフロロカーボンラインに比べて強度が高いため、細いラインを使用しても安心して釣りを楽しむことができます。カルカッタ コンクエスト BFS 17のスプール設計は、軽量ルアーのキャスティング性能を最大限に引き出すよう工夫されており、PEラインを使用することで、キャストの飛距離と正確性を高めることができます。
ただし、糸巻き量をフルに使用する場合、ラインのテンションや巻き癖に注意が必要です。特にPEラインは柔らかいため、トラブルを防ぐためにも適切なテンションで均一に巻くことが重要です。また、釣行前にはラインの状態を確認し、必要に応じて交換することで、より快適な釣りが楽しめます。
PEラインを使用することで得られる感度の高さや軽量ルアーの操作性の向上も、カルカッタ コンクエスト BFS 17の特徴をより引き立てます。初心者から上級者まで幅広いアングラーに対応するリールとして、適切なライン設定での使用をおすすめします。
スプールの性能と特徴について
カルカッタ コンクエスト BFS 17に搭載されているスプールは、ベイトフィネスリールの性能を最大限に引き出す設計が施されています。このスプールは軽量かつ高精度で、軽いルアーのキャスティングやスムーズなライン放出を実現しています。
まず、このスプールは、アルミニウム合金を採用し、軽量化と強度のバランスを取っています。軽量化されたスプールにより、少ない力でもスプールが回転しやすくなり、軽量ルアーを遠くまで正確に飛ばすことが可能です。また、精密な設計が施されており、回転時のブレを抑え、キャスティング中の安定性を高めています。
さらに、マグネットブレーキシステムが搭載されており、キャスト時のスプール回転を適切にコントロールできます。この機能により、バックラッシュのリスクが減少し、特に初心者でも扱いやすい設計となっています。ブレーキ設定は調整可能で、使用環境やルアーの重さに応じて最適な設定ができるため、状況に応じた柔軟な対応が可能です。
スプールの幅も最適化されており、ラインの整列性が向上しています。これにより、ラインの放出がスムーズになり、キャストの精度が向上するだけでなく、巻き取り時のトラブルも軽減されます。このような設計は、カルカッタ コンクエスト BFS 17がライトゲームや繊細な釣りに対応する理由の一つといえるでしょう。
ルアーは何グラムくらいから使用可能?
カルカッタコンクエストシャローエディションとBFSの違いは何?
カルカッタコンクエストシリーズには、「シャローエディション」と「BFS」という2つのモデルがありますが、それぞれの特長と用途には明確な違いがあります。この違いを理解することで、自分に最適なリールを選ぶ助けになります。
まず、シャローエディションは浅いスプールを採用したモデルで、比較的太めのラインを少量巻くのに適しています。この特徴から、シャローエディションはバスフィッシングにおいて、大型ルアーを使用する場合や、カバー周りでの釣りに適した設計となっています。スプールが浅いことでラインの出入りがスムーズになり、トラブルが少なくなるのもポイントです。また、パワフルな巻き取り性能が特徴で、大型魚とのファイトにも安心して臨むことができます。
一方、BFSはベイトフィネス専用モデルで、軽量ルアーを扱うことに特化しています。スプールはさらに軽量化され、細いラインをスムーズに扱える設計が特徴です。このモデルは、特に渓流釣りや小型ターゲットを狙う釣り場で、その真価を発揮します。また、キャスティング時の制御性能が高く、軽いルアーでも正確に狙ったポイントへ投げることが可能です。そのため、繊細なアプローチが求められるシーンで多くのアングラーに支持されています。
両者の選び方としては、使用するルアーの重さや釣り場の条件によります。シャローエディションはパワーを重視する釣りに、BFSは繊細な操作が必要な釣りに向いています。これらの特長を理解した上で、自分の釣りスタイルに合ったモデルを選ぶことが重要です。
カルカッタコンクエストで人気のある番手を徹底解説
カルカッタコンクエストシリーズは、アングラーの多様なニーズに応えるために、複数の番手がラインナップされています。それぞれの番手には特定の用途やメリットがあり、釣り場やターゲットに応じて選択肢が広がります。ここでは、特に人気のある番手を詳しく掘り下げて解説します。
100番シリーズ:バスフィッシングの定番
「100番」は、カルカッタコンクエストシリーズの中で最も多くのアングラーに選ばれているサイズです。その理由は、オールマイティな性能にあります。この番手は中型のリールとして、巻き取り力と軽さのバランスが非常に優れており、バスフィッシングのメインリールとして最適です。
軽量ルアーから中型ルアーまで幅広く扱えるため、さまざまなシチュエーションで活躍します。さらに、巻き心地がスムーズで、巻き取りトルクも十分にあるため、長時間の使用でも疲れにくい点が特徴です。初心者から上級者まで広く支持される理由は、この汎用性の高さにあります。
200番シリーズ:大型ターゲット向けのパワーモデル
「200番」は、よりパワーが必要な釣りや、太いラインを多く巻きたい場合に適したモデルです。この番手はシーバス、サクラマス、青物など、大型魚を狙うフィールドで使用されることが多いです。ラインキャパシティが大きいため、深場の釣りや長距離キャスティングを行う際にも安心です。
また、リール自体の堅牢性も高く、負荷がかかる場面でも耐久性を発揮します。海釣りや大型魚狙いのアングラーにとって、この200番は信頼性の高い選択肢と言えるでしょう。
50番シリーズ:軽量特化の繊細な操作性
「50番」は、カルカッタコンクエストの中でも特に小型で軽量なモデルです。この番手は繊細な操作が求められる渓流釣りや、小型ルアーを使用するフィールドに最適です。超軽量設計により、小型魚とのやり取りでも感度が良く、釣りそのものを楽しむ感覚が向上します。
さらに、このモデルは女性や子どもなど、リールの重量を気にするアングラーにも人気があります。小さなボディながら、カルカッタコンクエストシリーズ特有の滑らかな巻き心地をしっかりと備えている点も魅力です。
BFSモデル:ベイトフィネスの最高峰
ベイトフィネス専用の「BFSモデル」は、軽量ルアーを正確に投げるために設計されたモデルです。スプールの軽量化と高精度なブレーキシステムにより、キャスト時のトラブルを最小限に抑えつつ、狙ったポイントにピンポイントでルアーを届けることが可能です。
このモデルは渓流釣りだけでなく、管理釣り場や都市部の小規模な釣り場でも活躍します。また、細いラインを扱うことが多いため、タックル全体の繊細なバランスが求められる場面で、その性能を存分に発揮します。
番手選びのポイント
番手を選ぶ際には、使用するルアーの種類、釣り場の規模、対象魚の大きさを考慮することが重要です。たとえば、バスフィッシングのオールラウンドリールを探しているなら「100番」、大型魚狙いなら「200番」、渓流釣りや軽量ルアーをメインにする場合は「50番」や「BFSモデル」が最適です。
これらの選択肢があることで、カルカッタコンクエストシリーズは多くのアングラーから信頼され続けているのです。自分の釣りスタイルに合わせて最適な番手を選ぶことで、釣りの楽しさをさらに引き出すことができるでしょう。
カルカッタ コン クエスト BFS 17の進化と魅力
新旧モデルの比較ポイント
カルカッタコンクエストBFSの17年モデルと23年モデルには、多くの改良点があり、ユーザーの釣り体験に直接影響を与える部分がいくつか存在します。以下では、特に注目すべきポイントをいくつか取り上げ、詳しく解説します。
サイズとパーミング性能の違い
17年モデルと23年モデルでは、リールの全体サイズが大きく異なります。23年モデルはコンパクト化されており、特にパーミング(手でリールを包み込む操作)の快適性が向上しています。リールの幅と高さが抑えられたことで、小型の手でも扱いやすく、長時間の使用による疲労感が軽減されています。
一方で、17年モデルはやや大きめの設計となっており、手の大きいアングラーや、しっかりとした握り心地を好む人にはフィット感があります。この違いは、個々の好みによる選択が重要になるポイントです。
スプールの進化とキャスト性能
スプール設計の面でも両モデルには明確な違いがあります。23年モデルのスプールはさらに軽量化が進み、キャスト時のレスポンスが向上しています。これにより、軽量ルアーをよりスムーズかつ遠くに投げることが可能となり、特にベイトフィネスの場面で優位性を発揮します。
対して、17年モデルのスプールは23年モデルに比べると若干重い設計となっていますが、それでも十分なキャスト性能を備えています。軽量化が進んだ新モデルに比べると若干劣るものの、安定したキャスト感は初心者にも扱いやすい仕様です。
ギア素材と操作感の違い
23年モデルでは、メインギアの素材が真鍮からジュラルミンへと変更されています(詳細は次見出しで説明)。これにより、リール全体の軽量化が実現し、リールの回転がさらに滑らかになりました。特に、長時間リールを回し続ける釣りのシーンでは、この滑らかな回転が非常に役立ちます。
一方、17年モデルの真鍮ギアは耐久性が高く、剛性が求められるシーンに適しています。ソルトフィッシングを頻繁に行うアングラーや、耐久性を重視するユーザーにとっては、17年モデルの選択肢も依然として有力です。
デザインと美しさの違い
新旧モデルの違いは、性能だけでなくデザインにも表れています。17年モデルは、丸みを帯びたクラシックなデザインが特徴的で、愛好家にとってはリール自体が一つの工芸品として評価されています。一方で、23年モデルはモダンで機能性を重視した設計となっており、現代的なデザインが魅力です。
このように、新旧モデルにはそれぞれ異なる特徴があり、ユーザーが求める用途やデザインの好みによって選択肢が変わります。
真鍮ギアとジュラルミンギアの違いは?
リールのメインギアは、使用感や耐久性に大きな影響を与える重要な要素です。カルカッタコンクエストBFSでは、17年モデルに真鍮ギア、23年モデルにジュラルミンギアが採用されており、それぞれに異なる特性があります。
真鍮ギアの特徴
真鍮ギアは、耐久性と剛性に優れています。そのため、高負荷がかかる釣りや、大型魚を相手にするシーンで非常に頼りになる素材です。また、真鍮特有の重厚感がリールの全体的な操作感に安定性を与えます。この特性により、長時間使用しても巻き心地が損なわれにくいという利点があります。
ただし、真鍮はジュラルミンに比べてやや重量があるため、リール全体の軽量化が求められる状況では不向きです。また、海水での使用時には錆びやすいという欠点もあり、ソルトフィッシングでは十分なメンテナンスが必要です。
ジュラルミンギアの特徴
一方で、ジュラルミンギアは軽量化が求められる現代のリール設計において、非常に効果的な素材です。その軽さは、キャスト時や巻き取り時の操作感にダイレクトに影響を与え、特に長時間の釣行では疲労を大幅に軽減します。
さらに、ジュラルミンは腐食耐性が高いため、ソルトフィッシングでも安心して使用できる点が魅力です。錆びにくい特性により、メンテナンスの手間が軽減されるのも嬉しいポイントです。
どちらを選ぶべきか?
真鍮ギアとジュラルミンギアの選択は、使用する釣りのスタイルや環境によって異なります。耐久性を重視する場合や、剛性が求められる状況では真鍮ギアが最適です。一方、軽量化やソルトフィッシングを考慮する場合には、ジュラルミンギアが大きなメリットを発揮します。
どちらの素材も釣りのシーンに応じた利点があるため、目的に合わせて適切なリールを選ぶことが大切です。
軽量化、コンパクト設計がもたらす使用感の変化
軽量化とコンパクト設計は、リールの使用感に大きな変化をもたらします。カルカッタコンクエストBFSの新旧モデル比較でも、この2つのポイントが最も注目されています。
まず軽量化についてですが、リールの重さが軽くなると長時間の釣りでも疲れにくくなります。リールが重いと手首や腕に負担がかかり、キャスティングの動作がぎこちなくなることもあります。しかし軽量モデルなら、手首の動きがスムーズになり、操作の正確さや速さが向上します。特にベイトフィネスのような繊細な釣り方では、この違いが釣果に影響を与えることも多いです。
一方で、コンパクト設計はリールの握りやすさや操作性に直結します。手にしっかりフィットする形状は、細かなコントロールを必要とする釣りで非常に重要です。たとえば小型のリールはパーミング時の安定感が高く、ルアーの操作感覚を直接伝えやすくなります。こうしたフィット感は長時間の釣行でも手の疲労を軽減し、集中力を持続させるのに役立ちます。
また、軽量かつコンパクトなリールは持ち運びが楽で、収納スペースも少なくて済みます。複数のタックルを持ち歩く際や、釣り場までの移動時に体の負担が減るため、初心者からベテランまで幅広い層にメリットがあります。
ただし軽量化とコンパクト設計はトレードオフの面もあります。素材の強度や耐久性、パーツの剛性に注意が必要です。軽量化しすぎると耐久性が犠牲になる可能性があり、使用環境やターゲットによっては不向きになることもあります。したがって、軽量かつコンパクトなリールを選ぶ際には、自分の釣りスタイルに合ったバランスを見極めることが大切です。
ソルト対応性能の魅力
カルカッタコンクエストBFSはソルトウォーター対応性能が強化されている点も魅力のひとつです。ソルトウォーターは塩分による腐食リスクが高いため、リールの耐久性やメンテナンス性が非常に重要になります。
ソルト対応モデルは、防錆処理が施されたパーツや耐食性に優れた素材を使用しているため、塩水の厳しい環境でも長期間使用できます。特にメインギアにジュラルミンを採用している23カルカッタコンクエストBFSは、真鍮製の旧モデルに比べて錆びにくく、海での使用に適しています。これによりメンテナンスの手間が減り、釣行後も安心してリールを保管できます。
またソルト対応リールはシール構造や特殊コーティングが施されているため、内部への塩分や砂の侵入を防ぐ設計となっています。これが長期的な性能維持に繋がり、リールの動作が滑らかに保たれるポイントです。
ただし、ソルト対応であっても定期的なメンテナンスは欠かせません。海水の使用後は必ず淡水で洗い流し、乾燥させることが重要です。これにより腐食リスクを最小限に抑えられます。
ソルトウォーターで釣りをする人にとって、耐久性の高いソルト対応モデルは安心して使える選択肢となります。耐久性の低いモデルを使い続けると、故障や不具合が起きやすく、釣りの楽しさを損なうこともあるため注意が必要です。
このように、カルカッタコンクエストBFSのソルト対応性能は、海釣りを快適かつ長く楽しむために欠かせないポイントです。
新旧カルコンBFSはどちらを選ぶべきか?
新旧のカルカッタコンクエストBFSを選ぶ際には、それぞれの特徴と自分の釣りスタイルをしっかり理解することが重要です。どちらも人気のあるリールですが、性能や使い勝手に違いがあるため、目的に応じて選ぶべきモデルが変わってきます。
まず新モデルの23カルカッタコンクエストBFSは、軽量化とコンパクト設計が大きな魅力です。パーミングしたときのフィット感が向上しており、長時間の釣りでも疲れにくいのが特徴です。特にベイトフィネスで繊細な操作が求められる釣りに適しているため、ライトゲームや小型ルアーの使用を想定している方にはおすすめです。さらにギア素材がジュラルミンに変更されているため、耐久性と錆びにくさがアップしているのも大きなポイントです。ソルトウォーターでの使用が多い場合は、この耐腐食性能が安心感につながります。
一方で旧モデルの17カルカッタコンクエストBFSは、ややサイズが大きく重さもありますが、昔ながらの操作感や剛性を好むユーザーに支持されています。重量感がある分、キャストの安定性や巻き上げの力強さを重視したい人に向いています。また旧モデルの丸みを帯びたギアボックス形状やリールデザインを気に入っている方も多いです。釣り方や使用環境によっては、旧モデルの方がしっくりくるケースも少なくありません。
ただし旧モデルはジュラルミンギアではなく真鍮(ブラス)製のギアを使用しているため、ソルト環境ではメンテナンスの頻度を上げる必要があります。錆びやすさを考慮すると、海釣り中心なら新モデルの方が安心です。
まとめると、軽量化や耐久性、ソルト対応の観点から見ると新モデルがおすすめです。一方で昔ながらの使い心地や剛性、デザインの好みを重視する場合は旧モデルが適していると言えます。どちらが良いかは使う状況や好みによるため、実際に手に取って使い心地を確かめることが最も大切です。